対象: tl;dvで無料の会議録音を試し、AIノートやチーム共有へ進むか判断する人
この記事の要点: Free・Pro・Businessの料金、無料枠の生涯上限、録音保存期間、AIノート、同意、データ処理、更新・解約を比較します。
公式情報確認: tl;dv料金ページ、公式ヘルプ、2026年7月1日版プライバシーポリシーを2026年8月12日に確認
更新日: 2026年8月12日(通貨、税、年払い、席数、契約画面は申込時に最終確認)
無料のtl;dvで録音と文字起こしはできた。では、Proへ上げる理由は何だろう。AIノートの回数なのか、3か月を超えて録音を保管することなのか、CRMへ送ることなのか。録音そのものが無制限でも、無料枠には保存期間とAI機能の別の時計があります。
この記事は、tl;dvの公式価格ページとヘルプ、プライバシー資料を編集部が整理したものです。実際に契約・利用した体験談、文字起こしの精度、営業成果の保証はありません。参加者への録音通知、勤務先の規程、共有リンクの公開範囲を確認してから運用します。
公式価格ページは通貨表示が切り替わる
2026年8月12日に公式価格ページを取得した時点では、構造化された価格がユーロ表示でした。Freeは€0、Proは月払い€29または年払いで1席・月€18(年額€216)、Businessは月払い€39または年払いで1席・月€29(年額€348)です。地域や請求先によって米ドルなどへ切り替わるため、円換算や税を足した最終額は申込画面を優先します。
| プラン | 公式表示例(EUR) | 録音・AIの主な条件 | 向く用途 |
|---|---|---|---|
| Free | €0、無料継続 | 録音・文字起こし・手動タイムスタンプ無制限。最初の10会議は全体AIノート、その後は各会議の最初10分のみ。AIプロンプト10、レポート10、手動アップロード5件、クリップ4件 | 個人の会議を試し、音声と共有の流れを確かめる |
| Pro | €29/席/月(毎月)または€18/席/月(年払い) | 単一会議のAIノート・Ask tl;dv・マルチ会議レポートを無制限表示、アップロード無制限、グローバル検索、CRM連携、API・Webhook | 会議数が多く、過去の録音と外部ツールをつなぐ個人・小チーム |
| Business | €39/席/月(毎月)または€29/席/月(年払い) | Proの機能に加え、複数会議のインサイト、定期AIレポート、プレイブック監視、異議対応、チーム自動化 | 営業・CSで会話品質をチーム横断で確認する |
| 大規模・個別契約 | 公式セルフサービス価格の対象外。営業へ確認 | SSO、管理・APIなどの必要条件と席数を個別に見積もる | 組織の調達、権限、保持期間を契約で決める |
無料の録音・文字起こし無制限は、永久保存を意味しません。Freeの録音は3か月保管され、3日後に長期アーカイブへ移されます。削除予定の4週間前に通知され、その期間外はProへ上げても無料時代の録音をダウンロードできないと公式ヘルプにあります。大事な会議を残すなら、無料のままでも期限前に書き出せるか確認します。
無料枠は回数・期間・1会議上限で測る
FreeのAIノートは最初の10会議だけ全体を要約し、11回目以降は最初の10分に限られます。AIプロンプト10回、レポート10回、連携クレジット20、手動アップロード5件もアカウントの生涯上限です。月初に復活する枠ではありません。毎週の会議でどの機能を使うか、具体的な回数を記録します。
| 欲しいこと | Freeで先に確認する値 | Pro・Businessへ進む目安 |
|---|---|---|
| 会議全体のAIノート | 全体要約が残る10会議をどう使うか | Proで単一会議のAIノートを無制限に使う |
| 録音を長く保管 | 3か月の保存期限、3日後のアーカイブ、書き出し期限 | Proの即時アクセス・無制限履歴を契約画面で確認 |
| 外部ファイルを取り込む | 手動アップロード5件、生涯3時間の会議上限 | Proの無制限アップロード。ただし全プラン1会議3時間上限 |
| チーム横断で質問・分析 | 組織への自動公開と、Team共有の違い | Businessのマルチ会議インサイト、定期レポート、プレイブック |
全プランで録音・アップロードは1会議3時間が上限です。長い研修を一つの記録で残す場合は、分割と話者ラベルの手間を含めて判断します。録音を目的にするか、キーボードの下書きを目的にするかは、音声入力と文字起こしの違いで用途を切り分けてください。
録音同意は機能ではなく運用の責任
tl;dvにはConsent Collectionがあり、カレンダーの会議リンクを同意画面へ置き換え、参加者が許可した場合だけBotが録音します。拒否された会議は録音できず、あとから同じ会議で再開できない案内です。カレンダーへの書き込み権限がない場合はメール同意に切り替わることもあります。外部参加者だけ、内部を含む全員など、対象範囲を設定で確認します。
Botを使わないデスクトップ録音では、マイクとシステム音声を取り込み、画面やチャットは保存しません。その場合は参加者への通知が自動で出ないことがあり、利用者が録音を伝える責任を負います。通知、共有リンク、公開範囲を会議ごとに確認し、機密会議は自動録音の対象外にします。
データ処理とAIのホスティング場所
2026年7月1日版の公式プライバシーポリシーは、個人データを主に欧州経済領域のデータセンターで処理し、AIのホスティング場所を米国またはフランスから選べると説明しています。AI要約のために会議トランスクリプトの一部が選択した地域へ送られる場合があり、標準契約条項などの移転保護が用意される案内です。
同ポリシーと公式セキュリティ資料は、録音、文字起こし、ノートなどの顧客コンテンツを基盤モデルや生成AIの学習に使わないと明記しています。保存場所を選べても、会議に第三者の個人情報を含める責任は利用者に残ります。音声入力のプライバシー・安全確認の権限、共有、削除のチェックを契約担当者と行います。
自動更新を止める場所とデータ削除を分ける
- SettingsのPlan & BillingからManage subscriptionを開き、StripeのCancel or pause planで定期課金を止める。
- 年払いなら残り期間、席数変更、税・為替、返金条件を決済画面と規約で確認する。
- アプリやChrome拡張を削除しても自動録音と請求は止まらない。設定でAuto-recordもオフにする。
- アカウント削除は契約解約と別。公式ヘルプのDelete accountを実行するとデータとログが削除されるため、先に必要な記録をエクスポートする。
Freeへ戻った後も、無料の3か月保存とAI回数制限が適用されます。期限を過ぎた録音を復元できるとは限らないため、契約を止める日ではなく、必要な会議を保存した日を基準に移行計画を立てます。
向く人・向かない人
| 向く人 | 向かない/先に決めること |
|---|---|
| 無料の10会議・3か月保存・3時間上限を把握できる | 「録音無制限」なら保存期限も無いと思っている |
| Proの年払いと月払い、通貨・税を比較できる | ユーロ表示を日本円の確定額として扱う |
| 同意画面、Bot表示、デスクトップ権限を会議ごとに運用できる | Botなしなら参加者への通知が不要だと考える |
| AI地域、共有範囲、アカウント削除を契約で確認できる | 録音データを会社規程なしで外部共有する |
公式CTA: Freeで同じダミー会議を10本試し、AIノート、3か月保存、アップロード、共有権限を確認してください。必要ならtl;dv公式料金ページで通貨・年払い・席数、AI地域、同意、更新・解約を申込画面で最終確認してから有料化します。
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公式情報
無料の会議が終わったとき、選ぶべきなのは「無制限」という見出しではありません。10会議のAIノートを使い切るのか、3か月の保存期限を超えるのか、3時間の会議を分割するのか、参加者が同意できるのか。数字とデータの流れを確認してからProやBusinessへ進めば、無料の余白と有料の理由を混同せずに済みます。

