Marketing Cloud Engagement料金|Pro+・Corporate+・Enterprise+比較

Marketing Cloud Engagementのエディション別料金と配信量を比較するイメージ ITスキル実務

結論:Marketing Cloud Engagementの日本向け公式ページは、Pro+ 240,000円、Corporate+ 660,000円、Enterprise+ 3,600,000円を組織あたり月額として表示しています。いずれも年間契約です。メール数、モバイルメッセージ数、連絡先数、Data Cloudクレジットがエディションごとに違うため、単価ではなく配信量とデータ量で比較します。

メール配信の料金を調べると、1ユーザーあたりの金額を探したくなります。しかしMarketing Cloud Engagementは、公式表示上、組織単位の価格です。担当者が増えても単純に席数を掛けるモデルではなく、契約したメッセージ、連絡先、データ、ジャーニー、APIの範囲が請求と運用を左右します。

以下は2026年8月28日にSalesforce公式の価格ページとヘルプで確認した情報を基に整理しています。Pro+などの「+」表記、Marketing Cloud Nextとの連携、既存製品からのアップグレードは契約形態で内容が変わるため、見積書と製品規約ディレクトリを最後の基準にしてください。

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Engagementの公式表示価格

エディション 公式表示価格 表示される主な含有量
Pro+ 240,000円/組織/月 年間契約。Marketing Cloud Growth、メール250万件、連絡先15,000件、Data Cloudクレジット25万
Corporate+ 660,000円/組織/月 年間契約。Marketing Cloud Advanced、メール1,000万件、モバイル100万件、連絡先45,000件、Data Cloudクレジット50万
Enterprise+ 3,600,000円/組織/月 年間契約。Marketing Cloud Advanced、メール1億5,000万件、モバイル1,000万件、連絡先50万件、Data Cloudクレジット50万

公式ページは、詳しい価格情報は営業担当者へ問い合わせるよう記載しています。表のメール数は送信可能量の表示で、到達率や成果を保証する数字ではありません。連絡先数も、実際のデータモデル、重複、購読状態、保持期間を含む契約条件を確認します。

配信量と連絡先数で年額を計算

プラン 月額表示 単純年換算 メール上限の表示
Pro+ 240,000円 2,880,000円 250万件
Corporate+ 660,000円 7,920,000円 1,000万件
Enterprise+ 3,600,000円 43,200,000円 1億5,000万件

Pro+で月100万通を配信する想定なら、表示価格240,000円÷100万通=1通あたり0.24円という比較用の割り算ができます。ただし、実際の請求単価を意味しません。月250万通を超えたときの追加条件、送信先の重複、SMSやモバイル、Data Cloudクレジットは別計算です。

Corporate+を2組織で使う場合は660,000円×2=月額1,320,000円、年額15,840,000円の単純計算です。組織を増やす前に、ブランド、リージョン、権限、配信ドメイン、データ分離をどう管理するかを決めます。組織単位の価格だから、部門数を増やしても自動的に割安になるとは限りません。

Marketing Cloud NextとEngagement+の違いに注意

Salesforceのマーケティング価格ページは、Marketing Cloud Next Growth・Advancedと、既存製品へ追加するAccount Engagement+、Engagement+、Intelligence+、Personalization+を併記しています。Engagement+は240,000円/組織/月の表示で、Marketing Cloud GrowthまたはAdvanced、Agentforceキャンペーン、メール・モバイル、ジャーニーのオーケストレーションなどが案内されています。

一方、Engagementの価格ページのPro+・Corporate+・Enterprise+は、メッセージ・連絡先・Data Cloudクレジットの含有量を軸に整理されています。似た名称でも、既存契約からのアップグレード、利用地域、契約SKUが違うことがあります。比較表を作るときは、製品名だけでなく注文書のエディション名を一行に書きます。

データとAPIの見積もり

Marketing Cloud Engagementでは、連絡先、データエクステンション、購読者キー、配信ログ、ジャーニー、オートメーション、CloudPages、API連携が運用の中心になります。2026年7月公開のSalesforceヘルプは、ストレージ、オートメーション、APIのエンタイトルメントが購入エディションやアドオンに基づくと説明しています。

連絡先数だけを数えると、同一人物を複数データエクステンションへ持つ場合や、配信停止・削除の条件を見落とします。CRMから同期する項目、外部CDPやData Cloudから受ける項目、保持期間、バックアップ、API呼び出し数を、キャンペーン単位で記録します。超過時の動作は契約で確認し、古い第三者記事の数値で補いません。

追加費用と運用工数

  • Marketing Cloud GrowthまたはAdvancedのベース製品と、Engagement+の関係を確認する。
  • SMS、モバイルアプリ、WhatsApp、外部広告、電話番号などチャネルごとの料金を分ける。
  • Data Cloudクレジットの消費条件、データ統合、ID解決、セグメント作成を見積もる。
  • 配信ドメイン、同意管理、バウンス処理、監査、テスト送信、有人承認の担当工数を含める。

Pro+からCorporate+へ上げる差額は月420,000円、年換算5,040,000円です。差額で増えるメール、モバイル、連絡先、クレジットが、予定する配信量とデータ運用に本当に必要かを確認します。機能を使わないまま上位プランへ移ると、単価差だけが残ります。

契約更新・解約のチェック

Marketing Cloud Engagementの料金ページは3エディションすべてを年間契約と表示しています。Salesforceの顧客向け契約ページでは、注文書が製品、数量、期間、価格を指定し、DPAがデータ保護を扱うと案内しています。更新日、価格改定、非更新通知、配信停止日、サブドメインや送信IPの扱いを契約書で確認します。

解約前は、配信履歴、購読状態、同意記録、顧客データ、画像、テンプレート、ジャーニー、オートメーション、APIキー、データエクステンションをエクスポートします。配信停止の証跡を先に保存し、外部CRM側の同期を止め、必要なデータを保管期限に沿って削除します。アカウントを閉じれば、すべてのバックアップが即座に消えるとは限りません。

権限・個人情報・セキュリティ

キャンペーン担当者に顧客データ全体を渡す必要があるとは限りません。ビジネスユニット、ロール、権限、データエクステンションの共有、APIユーザーを分け、送信・削除・エクスポートを承認制にします。購読解除の反映遅延や同意の地域差がある場合は、送信前のチェックを自動化し、人が最終確認します。

SalesforceのTrust、Privacy、DPA、製品規約で、保存場所、サブプロセッサー、保持、削除、監査、AI利用を確認します。顧客情報をテストへコピーする場合は匿名化し、送信ドメイン・受信者・添付・トラッキング項目を社内規程に合わせます。

選定の手順

  1. 月間メール、モバイル、連絡先、Data Cloudクレジットを通常月と繁忙月で数える。
  2. 現在のEngagement契約、Growth・Advanced、既存「+」エディションを棚卸しする。
  3. 配信、同意、API、監査、エクスポート、削除に必要な権限を分ける。
  4. 表示価格×12か月に、追加チャネル、導入、運用、税、割引の影響を加える。

配信量の少ない月だけで判断せず、キャンペーンが集中する月、連絡先が増える月、削除要請が来る月も試算します。必要なデータを扱い続けられる体制まで含めて、Pro+、Corporate+、Enterprise+を比べるのが安全です。

よくある質問

Marketing Cloud Engagementはユーザー数で課金しますか?

今回の公式価格ページは、Pro+、Corporate+、Enterprise+を組織あたり月額として表示しています。担当者の席数だけでなく、契約上の配信量・連絡先・データ条件を確認します。

Pro+のメール250万件を毎月必ず使えますか?

公式表示は含有量の案内です。配信条件、超過、契約期間、対象チャネルは契約書と営業見積もりで確認してください。

Engagement+とPro+は同じですか?

同じ名称ではありません。マーケティング全体の価格ページとEngagement専用ページで説明されるエディション、含有機能、既存製品との関係が違うため、注文書のSKUを基準に比べます。

公式情報

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