対象: Read AIを個人の議事録やチームの会議分析に使う人
更新日: 2026年8月12日
要点: Freeは月5回の会議レポート、Proは年払い換算15ドル/月、Enterpriseは年払い換算22.50ドル/月、Enterprise+は同29.75ドル/月(いずれも公式表示)。会議の録音では参加者への通知と同意を先に確認します。
公式確認: 料金・機能・契約条件・データ取扱いをRead AI公式ページとヘルプで確認。税、為替、申込画面の表示が最終条件です。
月曜の定例会が45分。終わった直後に次の商談が入り、メモを整理する時間がない。そんな場面でRead AIの無料枠を開くと、まず「月5回で足りるのか」という疑問が残ります。無料の文字起こし回数だけを見て決めると、録画の再生やチーム共有が必要になった時点で選び直すことになります。
この記事では、2026年8月12日にRead AIの公式料金ページとヘルプを読み、料金、会議・文字起こし・要約機能、録音の同意、データ利用、解約手順を一つの表にしました。編集部が契約したり会議を録音したりした体験談ではありません。価格は米ドル表示で、税や為替、地域別の表示は申込画面で確かめてください。
Read AIの料金と上限を一覧で見る
料金ページは月払いと年払いを切り替えて表示します。年払いは月払いより25%割引と案内されていますが、請求は年単位です。下表は同ページの表示を読み替えたものです。Enterprise系はWorkspaceの運用を前提にしやすく、必要な席数まで含めて月額を見積もる必要があります。
| プラン | 料金表示 | 会議・AI機能 | 主な上限・条件 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 会議レポート、文字起こし、要約、Meeting Coach、20以上の言語、基本連携 | 会議レポート・文字起こしは月5回。カード不要。音声・動画の再生は対象外 |
| Pro | $15/席/月(年払い) $19.75/月払い | 会議レポート・文字起こし無制限、Ask Read、プレミアム連携、Workspace | 1会議4時間まで。ファイルアップロード100分/月。再生は対象外 |
| Enterprise | $22.50/席/月相当(年払い) $29.75/月払い | Proに加え音声・動画再生、ハイライト、200ファイルクレジット、優先サポート | 1会議4時間まで。アップロード200分/月 |
| Enterprise+ | $29.75/席/月相当(年払い) $39.75/月払い | Enterpriseに加えHIPAA、SAML/SCIM、ドメイン取得、保持設定、オンボーディング | 5席以上。1会議8時間まで。アップロード300分/月 |
「無制限」はすべての容量を意味しません。Pro以上の会議レポートと文字起こしは無制限でも、録音再生はEnterprise以上、ファイル投入は月の分数クレジット制です。100人規模の会議だから全員に席が必要、という価格体系でもありません。Workspaceでは招待されたユーザーの席が必要になり、同じWorkspace内のライセンスは同一プランでそろえる仕組みです。参加者全員のライセンス要否は、契約前に公式FAQで確認してください。
無料5回を「試す会議」に割り当てる
Freeで試すなら、短い雑談を5回録るより、用途の違う会議を選びます。たとえば、社内定例、顧客ヒアリング、オンライン講座、英語を含む会話、アクション項目が多い会議です。各回で「要約の粒度」「発言者の区別」「共有範囲」「編集にかかる時間」を同じ表に記録すると、単に文字が起きたかではなく、仕事に戻せるかを見られます。
| 確認する場面 | 見るポイント | 有料化を考える境目 |
|---|---|---|
| 週次定例 | 要約とアクション項目が翌日も使えるか | 月5回を超える、または検索を常用する |
| 顧客・採用面談 | 通知、共有権限、削除の操作 | 音声・動画の再確認が必要 |
| 資料を含む会議 | ファイルアップロード分数と質問への回答 | 100分/月を継続して使う |
会議を録音せず、手入力の要点だけを整えたい人には、Read AIの上位プランが過剰になる可能性もあります。録音・文字起こし・要約をどこまで必要とするかは、音声入力と文字起こしの違いを先に整理すると判断しやすくなります。
議事録を誰が確認し、どの形式で共有するかを先に決めるなら、会議メモを音声入力で作る手順の確認項目も役立ちます。Read AIの要約を正式な議事録へ移す時にも、担当者と確認期限を置いておきます。
会議レポート、再生、Ask Readの違い
Read AIは音声・動画を取り込み、全文トランスクリプト、要約、アクション項目、ハイライトをレポートにまとめます。Freeでも要約や検索は試せますが、会議レポート自体が月5回です。Proにするとレポートと文字起こしが無制限になり、メールやメッセージの要約、外部サービスとの連携も使いやすくなります。
音声・動画の再生とハイライトはEnterprise以上です。「文字を読めればよい」のか、「実際の言い回しを聞き直す」のかで必要なプランが変わります。Enterprise+の8時間上限は長時間研修などに向きますが、一般的な定例会なら4時間上限のProまたはEnterpriseで収まる場合があります。ファイルを後から投入する場合は、無料にはアップロード分がなく、Pro 100分、Enterprise 200分、Enterprise+ 300分という差も見落とせません。
録音前に参加者へ知らせる
Read AIのWebモードでは、ボットが参加者として表示され、チャットで録音を知らせることがあります。参加者は「Read Stop」で退出させ、記録を残すか、「Opt Out」で退出とデータ削除を求められます。ただし、チャットに専用のオプトアウトリンクが表示された場合は、そのリンクから操作し、チャットコマンドが使えると決めつけないようにします。Google Meetのネイティブ連携では、全参加者の同意を確認してから開始する画面が出ます。
デスクトップやモバイルのローカルキャプチャでは、Readが会議参加者に見えない場合があります。このモードの同意説明は録音を始める人の責任です。社内会議でも、録音の目的、保存先、停止方法を開始前に伝え、反対者がいれば録音しない運用にします。録音法や個人情報保護法は参加者の所在地で変わるため、サービスの表示だけを法的判断の代わりにしないでください。権限や保存期間を整理する時は音声入力のプライバシー・安全確認も参照できます。
データ処理とAI学習の扱い
公式ヘルプによると、Readは会議の音声・動画、文字起こし、要約、アクション項目をアカウントに保存し、アクセスできるのは所有者と明示的に共有された人です。会議データを販売せず、明示的なオプトインなしにモデル学習へ使わないと説明しています。一方、製品性能を評価するCustomer Experience Improvement Programは初期状態がオプトアウトであるため、管理画面の設定を確認します。OpenAIやAnthropicを使うAsk Readの機能も、ワークスペース管理者がモードを止められます。
機密情報を扱うなら、録音を始める会議の種類を絞り、共有先を自動公開にしないことが先です。要約の正確さに関係なく、固有名詞や金額は原文と照合します。AIの文章をそのまま議事録や契約判断に使うのではなく、参加者が確認した版を正式記録にします。
更新・解約・向き不向きを確認する
解約はReadの「Plan & Billing」でCancel planを押し、Freeへのダウングレードを確定します。Workspace所属者はオーナーへ依頼が必要です。解約後も支払済み期間の終了までは有料機能を使えますが、次回請求を止めるには更新日前の操作が必要です。公式FAQは返金条件を別に案内しているため、年払いを決める前に確認し、領収書と契約日の記録を残します。
- 向く人: 月に6回以上の会議を記録し、要約・検索・アクション項目を継続利用したい人。チームで共有権限を管理したい組織。
- 向かない人: 録音の同意を取れない会議が多い人、米ドル請求やクラウド保存を社内規程で認められない人、月5回未満で手書きメモに満足している人。
| 申込前の質問 | 確認する場所 |
|---|---|
| 月何回、何時間録音するか | 公式料金ページの回数・分数・最大時間 |
| 誰が再生・共有するか | Workspaceの席、権限、レポート共有設定 |
| 解約とデータ削除の担当者は誰か | Plan & Billing、アカウント設定、社内規程 |
45分の定例会を月5回だけ試すならFreeの枠に収まります。6回目から有料、発言の再生が必要ならEnterprise以上、5席以上で高度な管理が必要ならEnterprise+という順に、実際の会議数と保存要件を料金へ重ねてください。最終条件はRead AI公式料金ページ、同意の運用は公式の同意ガイド、データの扱いは公式データ説明、契約停止は公式解約手順で申込直前に確認しましょう。

