Cloudflare Zero Trust料金比較|Free・Pay-as-you-go・Contractの違い

Cloudflare Zero Trust料金比較の料金プランと主要機能を比較するネイビー背景の図解 ITスキル実務

対象: VPN代替、社内アプリのアクセス制御、Secure Web Gatewayを小規模から検証したい管理者
この記事の要点: Cloudflare Zero TrustのFree・Pay-as-you-go・Contract料金、ユーザー上限、SASE機能、ログ保持、解約とデータ管理を公式情報で整理します。CDNやドメイン料金とは分けて説明します。
更新日: 2026年8月11日

テレワークの一人が社内アプリへ入れない。VPNを増やす前にZero Trustを試すと、今度は「無料50ユーザー」と「1ユーザー月7ドル」の境目が気になります。CloudflareのFreeは何でも無制限ではなく、ログ保持、サポート、SSEの使い方で有料化の理由が変わります。

2026年8月11日にCloudflare公式Zero Trust料金ページZero Trustログの公式ドキュメント請求・解約公式ガイドを確認しました。価格は米ドル表示を基準にし、地域、税、契約、追加機能、請求画面で最終額が変わります。Cloudflareを利用した体験談や侵害防止、通信速度の成果を保証する記事ではありません。

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Free・Pay-as-you-go・Contractの境界

プラン公式表示価格対象・ユーザー数主な範囲
FreeUS$0(永久)50ユーザーまで。検証や小規模チームZTNA、SWGなどの基礎、コミュニティサポート
Pay-as-you-goUS$7/ユーザー/月ユーザー上限なし。限定的なSSE用途有料サポート、100% SLA表示、Freeより長いログ保持
Contract年額・ユーザー単価の個別見積もりユーザー上限なし。SASE全体を導入する組織優先サポート、企業向け制御、契約で決めるパッケージ

この表はZero Trust・SASEの料金であり、Cloudflare CDNのFree、Pro、Business、ドメイン登録の料金表ではありません。Pay-as-you-goは、50人を超えたら自動的にすべての企業機能が開くプランではなく、限定的なSSE用途を想定しています。Contractは年額の見積もりで、席数、サポート、データ保存、導入支援を営業と確認します。

機能を「アクセス」「通信」「ログ」で分ける

課題候補機能契約前に確認すること
社内Web・SSH・SaaSへIDで接続したいCloudflare Access / ZTNAIdP、端末姿勢、アプリコネクター、同時接続の設計
WebやDNSの脅威を制御したいGateway / Secure Web Gatewayポリシー、検査、ログ保持、対象デバイス
機密情報やソースコードの流出を検知したいDLPプロファイル、payload logging、誤検知対応、保存先
大規模なSASEと監査を組み合わせたいContract / Cloudflare One複数機能のパッケージ、SLA、サポート、データ所在地

FreeやPay-as-you-goにも、定義済みの金融・識別番号・秘密鍵・ソースコードのDLPプロファイル、ペイロードログ、誤検知報告が用意されています。DLPを有効にしただけで漏えいがゼロになるわけではありません。除外、暗号化通信の検査、端末の分割トンネル、従業員への通知を組み合わせます。

ログ保持はFreeの24時間から始まる

公式ドキュメントの保持表では、FreeのAccess・DNS・Network・HTTPログは24時間、Standardは多くのログが30日です。EnterpriseはAccessやDNSなどで180日とされる項目があります。管理ログは18か月、端末姿勢ログは30日など、種類ごとに期間が違います。LogpushやR2へ保存する場合は、Cloudflare以外の保存・転送コストとアクセス権も見積もります。

24時間のログでインシデント調査を行うには、外部SIEMへの送信やアラート設計が必要です。保存期間を長くすることと、必要な人だけが見られることは別の要件です。ログに含まれるユーザー名、IP、URL、端末情報の目的、リージョン、削除期限を文書化します。

請求単位とCloudflare Oneの設計

Zero Trustの料金はユーザー単位の表示です。人、サービス、ゲスト、共有端末をどう数えるか、AccessとGatewayを誰へ適用するかで予算が変わります。Cloudflare OneはワークスペースセキュリティとWAN・Firewallなどのネットワークサービスを組み合わせるSASEプラットフォームです。料金タブを切り替えず、契約に含まれる機能と追加サービスを一覧にします。

管理者はIdPのグループ、端末姿勢、ポリシーの優先順をテストします。社内アプリのDNSを変更するだけでは認証経路が完成せず、アプリコネクター、証明書、ロールバックを確認します。Freeから有料へ上げる前に、ユーザー数ではなく、必要なログ日数とサポートの応答条件を測ります。

向く人・向かない人

向く可能性がある人先に別の方法を検討する人
50人以下で、ダミーアプリを使いID・端末・ポリシーを検証できるFreeなら企業向けSLAや長期ログまで付くと思っている
必要なSSE機能を絞り、1ユーザー単価を月次で追える全通信を一気に検査し、帯域・端末・例外を設計していない
ログをSIEMやR2へ送る費用・地域・権限を管理できる24時間のFreeログだけで半年後の調査をしたい
SASE全体、SLA、サポート、契約責任を営業と詰められるCDNのPro料金をZero Trustの価格として比較したい

Freeから有料へ進む順番

  1. FreeでIdP、アプリコネクター、端末クライアントを1アプリ・数人に限定して試す。
  2. Access、Gateway、DLPの各ポリシーと、許可・拒否・例外のログを記録する。
  3. 必要なユーザー数、ログ保持日数、SIEM/R2保存、サポート応答を数値化する。
  4. 限定的なSSEならPay-as-you-go、SASE全体と契約SLAが必要ならContractを比較する。
  5. 月次請求、UTCの請求日、税、追加機能、更新・解約、DNS切り替えの影響を管理者へ共有する。

解約はDNS変更と別の操作

Cloudflare公式ガイドでは、ダッシュボードのBillingからSubscriptionsを開き、対象機能を止めてからCancelを実行します。解約は現在の請求期間末に有効となり、その間は有料機能を使えます。請求日はUTCで、次回請求の24時間以上前に変更するよう案内されています。未使用期間の返金はありません。ドメインのDNSを変更しても契約は解約されません。

公式CTA: Cloudflare Zero Trust公式料金でFreeの50ユーザー枠を確認し、ダミーの社内アプリを1つだけ登録します。続ける場合はログ保持、Pay-as-you-goの対象機能、税、UTCの更新日を保存し、不要になったらBilling公式解約手順を実行してください。

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公式情報

VPNの代替を選ぶ場面でも、最初に見るのは「無料か7ドルか」だけではありません。対象ユーザー、適用する機能、ログを何日残すか、誰が解約するかを表にすれば、Freeの検証からPay-as-you-goやContractへ進む理由が明確になります。料金と機能は変わるため、公式ページとBilling画面を公開・契約前に再確認してください。

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