対象: 個人タスク、チームのプロジェクト、ポートフォリオ、AIワークフローをAsanaで管理したい人
この記事の要点: Personal・Starter・Advanced・Enterpriseの料金、席数、AI Studioクレジット、権限、データと解約を公式情報で整理する
更新日: 2026年8月11日
「タスク管理だけなら無料で足りる」と始めても、締切を横断して見たい、フォームから依頼を集めたい、部署ごとの負荷を一枚で見たいとなると、プランの境目が見えてきます。Asanaはユーザー数だけでなく、Timeline、Goals、ポートフォリオ、AI Studio、管理権限のどこを使うかで料金が変わります。
2026年8月11日にAsana公式料金ページ、料金・サブスクリプションの公式ヘルプ、解約ヘルプを確認しました。米ドル表示を基準にしており、税、請求地域、席数、契約画面で最終額が変わります。利用体験談やチームの成果、AIによる生産性向上を保証する記事ではありません。
Asanaの4プランと価格
| プラン | 公式表示 | 主な機能 | AI Studio Basic |
|---|---|---|---|
| Personal | 無料 | 最大2ユーザー、タスク・プロジェクト無制限、List・Board・Calendar、100MB/ファイル | 対象外または表示を確認 |
| Starter | 10.99米ドル/ユーザー/月(年払い) 13.49米ドル(月払い) | 席数上限なし、Timeline・Gantt、フォーム、レポート、カスタムフィールド、無制限自動化 | 請求アカウント月50K credits |
| Advanced | 24.99米ドル/ユーザー/月(年払い) 30.49米ドル(月払い) | 無制限ポートフォリオ、Goals、Workload、承認・Proofing、数式 | 請求アカウント月75K credits |
| Enterprise | 営業見積もり | SAML、SCIM、サービスアカウント、View-only、管理・ワークフロー制御 | 請求アカウント月200K credits |
Asanaの契約は「プランの階層」と「席数」の組み合わせです。StarterやAdvancedの金額は一人あたりの表示ですが、チームの請求額は選んだユーザー数で計算されます。無料のPersonalは2人までで、3人以上の共同作業や管理が必要ならStarterの見積もりが先です。Enterprise+はさらにセキュリティ・コンプライアンス向けの見積もりで、Advancedの上位互換として自動的に選ぶものではありません。
AI Studioのcreditsは請求アカウントで共有
Starter・Advanced・Enterpriseには、公式料金ページがAI Studio Basicの月間枠を示しています。Starterは50K、Advancedは75K、Enterpriseは200K creditsが請求アカウント単位で割り当てられます。これは一人50,000回という意味ではなく、AIワークフローやエージェントの処理で使う共同枠です。入力データの長さ、処理内容、機能によって消費量が変わるため、毎月の残量を管理画面で確認します。
| 使い方 | 見るべき制限 | 先に置くルール |
|---|---|---|
| Smart summaries | 要約対象のタスク・コメントとcredit | 元の決定事項を人が確認し、正式記録へ転記する |
| AI Studioのワークフロー | 実行回数、入力データ、Basic/追加枠 | 自動で送信・削除せず、承認を挟む |
| Forms・Rules | 自動化数と権限 | フォームの個人情報、通知先、失敗時の担当を決める |
| AdvancedのWorkload | 対象ポートフォリオ、席、閲覧者 | 誰が編集者で誰が閲覧者かを分ける |
AIの下書きは、進捗やリスクを整理する補助です。顧客への返信、採用判断、契約の承認を自動で確定させる機能ではありません。会社の機密情報を入力する場合は、Asanaの契約、権限、エクスポート、保持期間をIT管理者と確認し、AIが参照してよいプロジェクトを分けます。
PersonalからStarter・Advancedへ上げる境目
Personalの2人制限を超えるならStarterが入口です。Timeline・Ganttで期限と依存関係を見たい、Formsで依頼を集めたい、ルールやレポートを無制限に使いたい場合もStarterに理由があります。Advancedは複数プロジェクトをポートフォリオでまとめ、GoalsやWorkloadで部門を横断する人向けです。
一方、単にタスクを一覧にしたいだけならAdvancedの機能を持て余す可能性があります。Starterでプロジェクトのテンプレート、担当者、締切、依存関係をそろえ、実際にポートフォリオやWorkloadが必要になった段階でAdvancedを試す順序が自然です。利用人数、外部ゲスト、閲覧専用の人を席表にしてから見積もります。
向く人・向かない人
| 向く可能性がある人 | 先に別の方法を検討する人 |
|---|---|
| タスクの担当・期限・依存関係を更新できる | ツールを入れれば進捗が自動で正しくなると思っている |
| StarterとAdvancedの必要機能を表で比較できる | ポートフォリオやGoalsを使う人数を把握していない |
| AI Studioの出力を原資料と照合し、承認後に共有できる | AIのステータスをそのまま経営報告や顧客連絡に使いたい |
| EnterpriseのSSO・SCIM・監査を管理者と設計できる | 個人のFreeワークスペースに会社の案件を集約したい |
契約前の5ステップ
- Personalで一つのプロジェクトを作り、担当・締切・依存関係が更新できるか試す。
- 編集者、閲覧者、外部ゲスト、請求担当を席表へ書き出す。
- Forms、Timeline、レポート、AI Studioなど、必要な機能を一つずつ選ぶ。
- 2人までならPersonal、複数人の進行管理ならStarter、部門横断ならAdvanced、SSO・監査ならEnterpriseと分ける。
- 月払い・年払い、税、AI credits、更新日、データのエクスポートを契約画面に保存する。
トライアルと解約・ダウングレード
有料機能を試す場合、支払い情報を登録しないトライアルは期間終了で自動的に終わり、請求されないと公式ヘルプは説明しています。支払い情報を登録した場合は、期限前にAdmin consoleのBillingからCancel planを選びます。有料プランの解約は次回更新日に有効で、そこまでは有料機能を使えます。
Personalへダウングレードしてもデータ自体は削除されませんが、Rules、Goals、Portfoliosなど有料機能へのアクセスが失われます。該当するタスクやプロジェクトはCSVへエクスポートできるため、切り替え前に必要な記録を保存します。請求所有者、管理者、Super adminだけが契約変更を行える点も、担当替えの前に確認してください。
公式CTA: Asana公式料金ページでPersonalの2人制限とStarter・Advancedの機能差を確認し、無料プロジェクトを一つ作ります。継続する場合は解約公式ヘルプを読み、席数、AI credits、更新日、エクスポート方法を請求画面で保存してください。
次に読む
- monday.comの料金比較:席のバケット課金とAI creditsを比べる
- Miroの料金比較:ボード・ゲスト・AI creditsを確認する
- Zapierの料金比較:Asanaの自動化と外部連携を見積もる
- 生成AIを安全に仕事へ使う用途別ガイド:承認と権限を分ける
公式情報
- Asana公式料金ページ(Personal、Starter、Advanced、Enterprise)
- Asana subscriptions and pricing(席、階層、請求)
- Asana plan解約公式ヘルプ(更新日、ダウングレード、権限)
- Asanaトライアル解約公式ヘルプ(支払い情報、期限)
Asanaの価格差は、タスクの数より「誰が何を見て、どの判断を記録するか」に現れます。Personalで運用の型を作り、Starterでチームの進行をそろえ、Advancedで部門横断の負荷を見る。SSO・SCIM・監査が必要なときだけEnterpriseの見積もりへ進むと、席とAI creditsを過不足なく決めやすくなります。価格と機能は更新されるため、契約直前は公式ページを最終確認してください。

