ワインの名前だけを残す記録と、飲んだときのメモまで残す記録では、あとから読み返せる内容が違います。YOINの開発資料には、旧Wineの制作物から、ワイン情報とテイスティングメモをまとめて扱い、公開デモで画面を紹介するまでの経緯が残っています。
ここでは、記録する対象と画面の変化に絞って紹介します。ワインの健康効果や適切な飲酒量を説明する記事ではなく、実利用者の購入・飲酒履歴も掲載していません。
初期の制作資料から、YOINの公開版へ
2026年7月1日付の初期資料には、アップロード用に用意した版の案内があります。これは制作物を準備した記録です。この資料だけを根拠に、その日を最初の一般公開日とは扱っていません。
一方、9月6日の資料にはYOINとして公開した記録があります。ブランド名と画面を整え、テイスティングメモをまとめて扱う版です。開発の履歴では、ファイルができた段階と公開先で確認した段階を分けて読む必要があります。
開発の流れ:記録する内容と、見せ方を整える
| 時期 | 確認できる変化 | 記録の扱い |
|---|---|---|
| 2026年7月1日付資料 | 初期版のアップロード用制作物を準備 | 制作資料。初回公開日は未確認 |
| 2026年9月6日 | YOINとして名称・画面・テイスティングメモを整備 | 公開記録あり |
| 2026年9月12日 | 温度案内、提供時の説明、設定画面の表示を整理 | 各変更の公開記録あり |
| 2026年9月13日 | 書体と画面の見え方を調整 | 公開記録あり |
| 2026年9月20日 | 新しい公開先への移行と、架空の20件を使った読み取り専用デモ | 移行・デモの公開記録あり。旧公開先も維持 |
| 2026年10月4日 | デモのホーム画面から登録方法を案内 | 案内変更の公開記録あり |
ワインの情報と、そのときのメモを結び付ける
ワインの名称や属性は、同じ一本を識別する情報です。一方、テイスティングメモは、そのときに残した記録です。YOINの9月の整備では、こうしたメモをまとめて扱う構成が確認できます。
記録アプリでは、対象の基本情報と、日ごとに増える出来事を分けて考えると、必要な画面を整理できます。基本情報を毎回入力するのか。以前の記録から同じ対象へ戻れるのか。メモを修正したらどこで確認できるのか。保存項目の一覧だけでなく、記録の流れも決める必要があります。
この記事は非公開のデータ構造や詳しい設計を説明するものではありません。公開資料からわかる利用者向けの機能を、アプリ作りの観点で整理しています。
説明を足す変更と、見え方を変える変更
9月12日には温度案内や提供時の説明、設定画面の整理が公開され、翌13日には書体の調整が公開されています。情報を追加する作業と、既存の情報を読みやすく配置する作業が、別の変更として残っています。
たとえば設定画面では、すべての情報を常に広げて見せることが適切とは限りません。何を今決めるのか、あとから見ればよい説明はどれかを分けることも、画面作りの一部です。
ただし、書体や配置の変更が利用の継続率を高めたという効果は確認していません。また、ここでは温度の具体値やワインの提供方法の正しさを検証していません。紹介しているのは、その機能を整備した開発上の経緯です。
公開デモは、実データを見せずに使い方を伝える
9月20日の公開デモでは、架空のワイン20件を使った読み取り専用の画面を用意しています。一般向けの見本を、実利用者の記録と分けて作ったことがポイントです。
デモを見る人には、登録前に画面の雰囲気を確認できる利点があります。作る側には、紹介用の画像や確認用のデータを揃えられる利点があります。それでもデモが示すのは、用意した見本での画面です。通常利用の全条件を確かめた証明や、利用実績としては扱えません。
移行の資料には、旧Wineの公開先を維持した記録もあります。新しい入口へ案内することと、以前の入口をどう扱うかは、それぞれ確認すべき工程です。
見本の次に、どこへ進むかを伝える
10月4日には、デモのホーム画面から登録方法を案内する変更が公開されています。デモ画面を用意するだけでなく、続けて使うための入口を整えた変更です。
紹介ページ、デモ、登録、実際の記録は、利用者から見ると一連の流れです。しかし開発では、別の画面として作ることがあります。だからこそ、次に進む先がわかるか、デモを実データの保存場所と取り違えないかを確認する必要があります。
この経緯から参考にできること
- 対象の基本情報と、日ごとに増えるメモを分けて整理する。
- 説明追加と表示調整を別の変更として記録する。
- 公開デモには架空データを使い、通常の記録と区別する。
- 紹介ページからデモ、その次の入口までの流れを確認する。
YOINの開発は、情報を残す機能と、その機能を伝える入口を少しずつ整えてきた経緯として読めます。どこまで作れたかに加え、何を公開確認したかを残すことも、次の改善のための記録になります。
アプリと関連する開発記事
YOINの公式案内ページを見る。ほかのアプリは自作Webアプリの案内へ。
移行した月のまとめは、2026年9月のアプリ移行記録にあります。制作を始める前の整理には、4つの事例から学ぶ記録アプリの作り方を使ってください。
参照日:2026年10月12日。保存された制作・公開記録と現行案内ページに基づく記事です。実利用者の情報、認証の仕組み、内部の詳細設計は掲載していません。制作完了・公開確認・通常利用の検証は区別しています。

