Codex作業ログ 2026年6月前編|塾コマボードを試作からPHPアプリへ

授業時間割を表すカードがアプリ画面へ組み上がる青系の抽象イラスト ログ

対象: 2026年6月の塾コマボード試作・機能整理
確認範囲: 6月7日〜17日を中心とする更新履歴
記録上の注意: 試作の進行と一般利用の検証は別です

授業予定を並べるだけなら、カレンダーはすぐ作れます。難しいのは、その一つひとつを収入や空き時間とどう結びつけるかです。6月7日の塾コマボードは、給与計算とカレンダー連携を組み合わせたShiftboard風の試作案から始まりました。画面より先に、何を「一コマ」と数えるのかを決める必要がありました。

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6月7日、予定を計算の単位へ

初日の記録では、授業の種類、交通費の判定、通常指導と当日キャンセルの扱いが論点になっています。同じ時間枠でも、予定した授業と実施された授業では記録の意味が違う。カレンダーに一件を足す操作だけで、収入まで正しく決まるわけではありません。まず例外を含めて、予定の単位を整理する必要がありました。

翌8日には、PHP単体アプリの構成、ログイン、データベース、初期コマ、招待コードの考え方へ進みます。11日にはスマートフォン対応とPWA、授業・収入・設定の基本タブが記録されました。アイデアのメモが、画面とデータを持つアプリの形へ移り始めた時期です。ただし、記録上の実装日を、そのまま公開日と読み替えることはできません。

カレンダーの外側に、計算の例外が増える

12日から17日にかけては、授業履歴やお気に入り、その他スケジュール、入金入力、週間の空きコマ、月間カレンダー、収入グラフなどが追加・調整されています。授業以外の予定は授業入力から分ける。終日予定と時間指定の予定は空き時間への影響を変える。見た目を増やすほど、計算に含めるものと除くものの境界が重要になりました。

この分岐は、表の整い方だけでは検証できません。たとえば収入見込を今日までの分にするのか、登録済み全期間にするのかで、同じ数字でも意味が変わります。更新履歴には、収入リングや年度表示、予定の分類を調整した記録があります。何を表示するかと、何を計算に含めるかを一緒に固める工程でした。

そのほか、日付を移動する操作、収入タブの月・年度切替、週間の空きコマ共有、PDFやCSVの出力も記録されています。利用者が次に知りたいのは、単なる予定一覧ではなく、「今週いつ授業があり、どの時間が空き、収入としてどう集計されたか」です。表示が増えるほど、同じ予定を複数の画面で矛盾なく扱うことが、試作の中心課題になっていきました。

14日以降の履歴は、更新用、設定ファイルを含む更新用、フルインストール用、公開デモ用といった配布物の区別にも広がります。試作コードをどう配るかという別の問題が立ち上がったわけです。アプリ本体とデモを分ける整理は、機能開発と公開範囲を混同しないために重要ですが、ZIPができたこと自体は、サーバー上の動作確認を意味しません。

現在のサービス案内は塾コマボードの案内ページです。このリンクは現在の案内先を示すもので、6月の試作時点で公開済みだったことの証拠ではありません。6月の記録が示すのは、機能の追加と仕様整理の進行です。

できた機能と、使えると確かめた範囲

更新履歴には配布形式やデモ用ファイルの整理も現れます。しかし、履歴の記述は、現場の講師が実データで一連の操作を完了したことや、スマートフォンで継続利用できたことまでは示しません。記録だけから確定できるのは、試作コードと機能が増えたことです。利用者による操作確認、端末ごとの表示、保存・復元、公開先での動作は別の検証になります。

更新履歴の冒頭には、配布ZIPやバージョン別フォルダー、コード内のコメント、直近の修正をもとに整理したメモだと説明があります。これは変更内容を追う資料として役立ちますが、利用者の操作ログや公開先の監視記録ではありません。日付とバージョンが細かく残っていても、何を誰が試し、どの結果を得たかがなければ、使いやすさや運用の安定性までは判断できません。

試作が次の段階へ進むとき、問われるのは「機能が何個あるか」だけではありません。通常授業、休講、キャンセル、交通費、その他予定が混ざった一週間を、同じルールで説明できるか。さらに、その結果が保存され、別の端末でも再現されるか。カレンダーの一枠を計算可能な記録に変えたあと、その計算を誰がどう確かめるかが次の課題です。

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