Amazon EC2料金|停止中の費用・t3.medium・Savings Plansを計算

ITスキル実務

対象: Amazon EC2の料金と導入条件を確認する方
公式情報整理: 料金表、無料枠、利用規約、データ保護・解約案内を確認
更新日: 2026年8月19日
注意: 料金、無料枠、機能、契約条件は変更されます。契約・請求画面を最終確認してください。導入効果や収益を保証しません。

「Amazon EC2は無料で使える」とだけ覚えると、無料枠が終わった月に請求の理由が分からなくなります。EC2は仮想マシンを起動した時間だけでなく、停止後も残るストレージやIPが請求を作ります。安いインスタンスを選ぶことより、稼働時間、CPU・メモリ、OSライセンス、ディスク、転送を分ける方が見積もりの精度を上げます。インスタンスタイプ、OS、リージョン、稼働秒数、EBS、IPv4、転送、監視などで変わる。オンデマンド価格表を対象リージョンで確認という数字を見つけても、まず何を一単位として数えるかを決める。そこが費用設計の出発点です。

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料金表の読み方と課金単位

確認項目公式情報の整理見積もりで分けるもの
サービスAmazon EC2リージョン、プラン、機能、アカウント
料金インスタンスタイプ、OS、リージョン、稼働秒数、EBS、IPv4、転送、監視などで変わる。オンデマンド価格表を対象リージョンで確認月額、従量、超過、税、通貨
課金単位インスタンスの実行秒、EBSのGB月・IOPS、Elastic IP、データ転送、AMI、CloudWatchを別項目で計算利用回数、時間、容量、転送
無料枠新規アカウントの無料枠は作成時期で異なる。2025年7月15日以降のアカウントは無料クレジットと対象インスタンスの条件を公式案内で確認期間、対象アカウント、超過後の扱い

無料枠は「無制限の無料」ではありません。新規アカウントの無料枠は作成時期で異なる。2025年7月15日以降のアカウントは無料クレジットと対象インスタンスの条件を公式案内で確認。無料枠が請求先アカウント単位なのか、プロジェクトやサービス単位なのか、毎日リセットなのか毎月リセットなのかを確認します。さらに、無料の本体に別サービスの費用が付くことがあります。インスタンスの実行秒、EBSのGB月・IOPS、Elastic IP、データ転送、AMI、CloudWatchを別項目で計算をスプレッドシートへ分けて記録し、利用量を一つの数字へ潰さないことが大切です。

無料枠で始める前に確認する条件

  • 無料枠の対象アカウント、作成日、地域、期間、対象サービスを公式ページで確認する
  • 無料枠を超えたときに自動で従量課金へ移るか、停止・制限されるかを利用規約で確認する
  • 管理画面で予算、アラート、ハードリミット、請求先を設定し、通知先を複数にする
  • 本体以外のログ、レジストリ、ストレージ、IP、転送、監視、バックアップを別の行で見積もる

オンデマンドは長期契約不要。Savings Plansは1年または3年の使用コミットメント、Reserved Instancesは構成・期間へのコミットメントが必要。無料で試す場合でも、カード登録、請求先、トライアル終了日、利用上限の表示は残ります。使い始める前に、1日・1か月の上限を仮置きし、上限を越えた場合の停止手順を決めます。無料枠を使い切ることを目的にすると、後から削除できないデータや長期契約を見落とします。

月額・従量・コミットメントを比べる

選択肢向く状況注意点
無料・Free学習、個人検証、低い利用量商用可否、上限、サポート、超過時の扱い
従量・オンデマンド利用量が読めず、短期間で試す利用回数・時間・容量を毎日監視する
有料月額・Proチーム、商用、機能や上限が必要含まれるクレジットと超過単価を確認
コミットメント一定の利用が長期継続する期間、対象範囲、解約・変更条件を確認

比較の軸は、月額の小ささだけではありません。OSやネットワークを自分で管理する必要があり、稼働時間とリソースを監視できる人なら、まず従量で実測し、利用量の波と付随サービスを確認してから有料プランを選びます。保守なしのアプリ実行だけを求め、OSパッチ、障害対応、リソース削除を担当できない人の場合は、安いプランを契約するより、要件を小さくし、停止しやすい構成を選ぶ方が安全です。コミットメントは割引の代わりに将来の利用を引き受けるため、予測が曖昧な段階で急がないようにします。

契約・解約・停止で残る請求

オンデマンドは長期契約不要。Savings Plansは1年または3年の使用コミットメント、Reserved Instancesは構成・期間へのコミットメントが必要。解約の言葉も一つではありません。プランをFreeへ戻す、プロジェクトを削除する、リソースを停止する、アカウントを閉じるでは、止まる料金が違います。停止してもEBS、Elastic IP、スナップショット、Savings PlansやReserved Instancesのコミットメントは残ります。不要なインスタンスを終了し、関連リソースを棚卸し。予約済みの割引、最低利用料、未払い、データ保持期間、ドメインや外部サービスの契約も別に確認します。

  • 請求先と対象プロジェクト・アカウントを一覧にする
  • 実行中のリソース、保存データ、ログ、バックアップ、IP、転送設定を確認する
  • プラン変更・削除・エクスポートの前に、必要なデータを復元できる形で保管する
  • 次回請求日、解約締切、コミットメント期限、返金条件を契約画面で保存する
  • 停止後に残る無料枠外のリソースや別サービスの請求を翌月も確認する

データ、権限、移行条件を先に決める

AMI、EBS、スナップショット、OS認証情報、アプリデータを利用者が管理します。Security Group、IAM、暗号化、バックアップ、ログの責任境界を確認。料金の比較だけでなく、保存場所、リージョン、バックアップ、削除、エクスポート、サブプロセッサー、ログの扱いを確認します。無料プランから有料プランへ移るとき、データが同じ場所に残るとは限りません。逆に、解約してもデータが直ちに消えるとは限らず、保持期間や復旧方法が規約で決まることがあります。

項目契約前に残す記録
所有・利用権コード、オブジェクト、ログ、生成物を誰が管理するか
保存・地域保存先、リージョン、越境転送、暗号化方式
アクセス管理者、チーム、APIキー、退職時の権限削除
移行・削除エクスポート形式、保持期間、削除後の復元可否

向く人・向かない人を費用で見分ける

向く人向かない可能性がある人
OSやネットワークを自分で管理する必要があり、稼働時間とリソースを監視できる人保守なしのアプリ実行だけを求め、OSパッチ、障害対応、リソース削除を担当できない人
利用量、請求、データ、権限を定期的に確認できる人無料枠だけを理由に本番データを預けたい人
小さく試し、上限と停止手順を用意できる人解約・移行・バックアップの担当者が決まっていない人

向き不向きは、サービスの優劣ではなく、運用を引き受けられるかで決まります。Amazon EC2を導入する理由が「安いから」だけなら、利用量、停止条件、データ移行の3点を先に書きます。EC2は仮想マシンを起動した時間だけでなく、停止後も残るストレージやIPが請求を作ります。安いインスタンスを選ぶことより、稼働時間、CPU・メモリ、OSライセンス、ディスク、転送を分ける方が見積もりの精度を上げます。ここが決まれば、料金表のどの行を読むべきかも絞れます。

30日で請求を実測する手順

  • 1〜3日目: 公式料金、無料枠、規約、データ保護、解約条件を読み、請求単位を表にする
  • 4〜10日目: 本番と分離した検証環境を作り、利用量・ログ・転送・保存を測る
  • 11〜20日目: 予算アラートと上限を設定し、停止・削除・復元を一度試す
  • 21〜30日目: 実測値を料金表へ戻し、Free、従量、有料、コミットメントを比較する

30日という期間は節約額や収益を保証するものではありません。利用量の波、データの重要度、担当者の時間で適切な期間は変わります。実測した請求単位とデータ条件をもとに、契約を続けるか、別プランへ移るかを判断してください。

Amazon EC2公式料金ページ公式ドキュメント公式の計算・利用条件を契約直前に確認してください。クラウドの学び方は90日学習ロードマップ、サービス選びはITスキルの選び方、学んだ内容の整理は職務経歴書のスキル整理も参照できます。価格、無料枠、契約・解約、データ条件は公式画面の表示を優先します。

EC2を停止してもゼロ円にならない理由

インスタンスを停止するとコンピュート料金は止まりますが、EBSボリューム、スナップショット、Elastic IPなど残したリソースには料金が続く場合があります。停止前後の請求を比較するときは、EC2だけでなく関連リソースを同じ期間で確認してください。

t3.mediumなどインスタンスタイプの比較では、時間単価に稼働時間を掛け、EBS、データ転送、監視を加えます。Savings Plansは稼働率が安定してから検討し、停止時間が長い環境ではオンデマンドとの実績差を先に確認します。

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