Microsoft Intune料金|Plan 1・Plan 2・Suite・Microsoft 365比較

端末群を中央の管理画面とセキュリティ盾へ接続したIntune料金比較の図解 ITスキル実務

対象: BYODを含むPC・スマートフォンを管理したい情シス、Microsoft 365管理者、導入を比較する担当者
この記事の要点: Microsoft Intuneプラン1・プラン2・Suiteの価格、Microsoft 365バンドルとの重複、データ保持、契約と解約を公式情報で整理します。
公開情報確認: Microsoft公式料金・Learn資料を2026年8月12日に確認
更新日: 2026年8月12日(価格・税・契約画面で最終確認)

退職者の私物スマートフォンから会社のメールだけを消したい。ところが見積書を見ると、Intune単体のユーザー料金とMicrosoft 365のバンドル料金が並んでいます。デバイス数だけで考えると、すでに持っているBusiness Premiumに含まれる機能へ二重に支払う可能性があります。

2026年8月12日にMicrosoft Intune公式料金ページライセンス公式ガイド個人データの管理ガイドを確認しました。以下は公開価格の整理であり、実際の円額・税・地域・購入経路はMicrosoft 365管理センターと申込画面を優先します。Intuneの利用体験、端末紛失の防止、運用コスト削減を保証する記事ではありません。

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まずプラン1を基準に、追加機能を積み上げる

プラン公式表示価格位置づけ契約前の注意
Microsoft Intuneプラン1¥1,199/ユーザー・月相当(年払い・年間契約)Windows、macOS、iOS、Androidの統合エンドポイント管理、アプリ保護、コンプライアンスMicrosoft 365 E3・E5・F1・F3、EMS E3・E5、Business Premiumに含まれる場合がある
Microsoft Intuneプラン2¥599/ユーザー・月相当(年払い・年間契約)プラン1へのアドオン。高度な分析、Remote Help、Microsoft Tunnelなどプラン1が前提。単体の端末管理ライセンスとして数えない
Microsoft Intune Suite¥1,499/ユーザー・月相当(年払い・年間契約)プラン1へのアドオン。プラン2を含む高度な管理・セキュリティ機能Remote Help、特権管理、アプリ管理、Cloud PKIなど対象機能を確認
Microsoft 365 Business Premium¥2,817/ユーザー・月相当(年払い表示の公式例)Office、Entra、Defender、Intuneなどを組み合わせたバンドル最大300人向け。Intuneだけでなく全体のアプリ・セキュリティ要件で比較

「ユーザー・月相当」は、年契約の金額を12か月で割った表示です。月単位でいつでも止められる料金ではありません。公式ページの価格は税抜き表示の箇所があるため、請求先の国、税、販売店の割引、既存ライセンスを確認します。Business PremiumやE3をすでに持つ場合は、Intuneプラン1を単体で追加する前に管理センターのサービスプランを点検します。

「管理できる端末」と「高度な運用」を分ける

やりたいこと候補実装前に確認すること
会社PCの構成、アプリ、準拠状態を一元管理プラン1OS最低バージョン、登録方式、Entra条件付きアクセスとの連携
私物端末から業務データだけを削除プラン1のアプリ保護・Retire個人データを残す範囲、対象アプリ、利用者への同意と通知
リモートサポートや高度な分析を追加プラン2Remote Helpの対象ユーザー、分析データ、サポート権限
Cloud PKI、Endpoint Privilege Management、Enterprise App ManagementIntune Suite必要な機能だけをアドオン化できるか、鍵・証明書の運用担当

プラン1の端末登録だけで、会社のデータが自動的に安全になるわけではありません。準拠ポリシー、条件付きアクセス、アプリ保護、紛失時のRetireまたはWipeを別々に設計します。特にBYODでは、会社データを選択的に削除し、個人の写真やメッセージを残す境界をテスト端末で確認します。

Suiteは機能が多いほど得になる商品ではありません。証明書の発行、特権の一時昇格、アプリのカタログ化、遠隔支援のどれが監査や業務継続に必要かを先に書き、利用ユーザーだけに割り当てます。管理者ライセンスの要件もプランごとに異なるため、管理作業をするアカウントを無料扱いにしないようLearnの要件を確認します。

Intuneが扱う個人データと保持期間

MicrosoftはIntuneを顧客の指示に従うデータ処理者として説明し、サービス提供のために収集した個人データをプロファイリング、広告、マーケティングには使わないと案内しています。端末ID、ユーザーID、OS、アプリ、コンプライアンス状態、監査操作などが対象になり、AppleやGoogleなど外部サービスと共有する機能は管理者の同意が前提です。

Intuneの監査ログはユーザー・デバイス操作について2年間保持され、自動削除されます。ユーザーをEntra IDから完全削除すると、Intuneの個人データは30日以内に消去が始まります。端末をRetireすると会社アプリ、管理対象アプリの情報、ポリシー、メールプロファイルなどを除去しますが、端末上の個人データは残ります。解約後にIntuneだけのテナントを閉じる場合、顧客データは180日以内に削除されるという説明もあります。

  1. 所有端末・BYOD・共有端末を分け、ユーザー数と管理端末数を1か月測る。
  2. プラン1の準拠・アプリ保護で足りる要件と、プラン2・Suiteの追加要件を表にする。
  3. Business Premium、E3、E5など既存契約に含まれるIntuneを重複計上しない。
  4. Retire、Wipe、Entra ID削除、監査ログの保持期間をテスト環境で確認する。
  5. 年契約、自動更新、税、販売店経由の解約条件を管理センターと注文書へ記録する。

契約更新と解約はMicrosoft 365管理センターで行う

Microsoft 365の契約は、請求アカウントの種類と購入経路で解約手順が変わります。更新を止める場合は管理センターで定期請求をオフにし、期間終了まではサービスを使える方式があります。年契約を月払いしている場合、残り期間の支払いが続くことがあります。販売店やMicrosoftの営業経由の注文は、オンライン画面だけで完了しない場合があるため、契約窓口を確認します。

削除を急ぐと、SharePointやOneDriveなど別のMicrosoft 365データまで影響することがあります。Intuneのアカウントを閉じる前に、登録端末の退役、会社データの選択的ワイプ、監査ログのエクスポート、管理者の引き継ぎを済ませます。解約と端末の登録解除は同じ操作ではありません。

向く組織・向かない組織

向く向かない/先に決めること
Microsoft 365・Entraと端末ポリシーを同じ管理者で運用したいOS、端末所有者、個人データの扱いを定義できていない
BYODの業務データだけを削除する手順をテストできる「リモートワイプ」で個人領域まで消えると誤解している
プラン1とSuiteの機能をユーザー単位で割り当てられる既存E3やBusiness Premiumとの重複を確認しない
監査ログ、同意、削除期限を社内規程へ落とせるIntuneだけで侵害防止や法令適合を保証したい

公式CTA: Intune公式料金ページで既存のMicrosoft 365バンドルを確認し、少数のテスト端末で登録・準拠・Retireを試してください。申込前にユーザー数、税、年契約、自動更新、データ削除条件を管理センターと注文書で確定します。

関連する認証・クラウド運用

公式情報

冒頭の「私物スマートフォンから会社メールだけを消す」場面へ戻ると、選ぶべき数字はSuiteの大きさではありません。まずプラン1で管理と選択的ワイプを試し、必要な分析・遠隔支援・証明書だけをプラン2やSuiteで足します。既存バンドル、保持期間、更新日を同じ表で確認して初めて、Intuneの料金を自社の端末運用へ結び付けられます。

Intuneの追加ライセンスを分けて確認する

Intuneの見積もりは、基本ライセンス、端末単位の契約、Remote Helpなどの追加機能を分けると整理できます。Microsoft 365に含まれる権利を先に確認し、不足する機能だけを追加する順番が安全です。

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