Heroku Postgres料金比較|Essential・Standard・Premium・Private・Shield

Heroku Postgresの容量・接続数・可用性別料金を比較するイメージ ITスキル実務

結論:Heroku Postgresの2026年8月公式表示は、Essential-0が月額5ドル(1GB・20接続)、Essential-1が9ドル(10GB・20接続)、Essential-2が20ドル(32GB・40接続)です。Standard-0は50ドル(64GB・120接続)からで、上位のPremium・Private・Shieldは性能と保護機能に応じて増えます。請求通貨、税、利用時間、契約形態は申込画面を確認します。

データベースを選ぶとき、容量の数字だけで安いプランを決めたくなります。実際には接続数、可用性、バックアップ、フォーク、ログ、ネットワーク、保存データの性質で必要な階層が変わります。小さなアプリでも、同時接続や復旧時間が増えると、容量を増やすだけでは解決しません。

以下は2026年8月28日にHeroku公式のElements MarketplaceとDev Centerで確認した料金・仕様です。Heroku Postgres Advancedは限定的な一般提供で、利用開始にSupportへの依頼が必要と公式ドキュメントにあります。価格が表示されない構成は、固定額を想像せず、管理画面と契約の見積もりを優先してください。

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Essentialプランの公式料金

プラン 月額表示 容量・接続数 主な性格
Essential-0 5ドル 1GB・20接続 低コストの検証・小規模アプリ
Essential-1 9ドル 10GB・20接続 小さな本番データの保管
Essential-2 20ドル 32GB・40接続 容量と接続数を少し広げる構成
Standard-0 50ドル 64GB・120接続 フォーク、フォロワー、4日間のロールバック

Essential層には、4,000テーブル、暗号化 at rest、SSL保護された接続、日次の論理バックアップなどが公式ドキュメントに記載されています。一方でフォークとフォロー、Expensive Queries、追加認証情報、Postgresログは使えず、月間の期待稼働率は99.5%です。必要な運用機能が欠けていないかを、容量より先に確認します。

Standard・Premium・保護階層の比較

階層 公式に確認できる例 向く判断軸
Standard Standard-0 50ドル、64GB、120接続 フォーク、フォロワー、メトリクス、4日間のロールバック
Premium Premium-0 200ドル、64GB、120接続 高可用性が必要な本番データ
Private Private-0 300ドル、64GB、120接続 Private Space、PrivateLink、BYOK
Shield Shield-0 350ドル、64GB、120接続 HIPAA・PCIなど高いコンプライアンス要件

Elementsページの一覧では、Standard-2は200ドル、Premium-2は350ドル、Private-2は600ドル、Shield-2は750ドルと表示されています。これらは同じ容量区分でも、階層が違えば価格と利用できる保護機能が変わる例です。高可用性、Private Space、相互TLS、BYOK、HIPAA対応の必要性を社内の要件表に置いてから、上位階層を検討します。

複数DBとアプリを具体的に計算

構成例 計算 月額表示
検証DBをEssential-0で3個 5ドル×3 15ドル
本番DBをEssential-1で2個 9ドル×2 18ドル
Standard-0とBasic Dynoを1個ずつ 50ドル+7ドル 57ドル
Premium-0を1年使う単純換算 200ドル×12 2,400ドル/年

例えば本番をEssential-1、検証をEssential-0で分けるなら、9ドル+5ドル=月額14ドル、年額168ドルがデータベースの単純な表示価格です。Dyno、ログ、アドオン、転送、サポートは別に加えます。バックアップを別サービスへ送る場合は、転送費と保存先の料金、復元テストの担当時間も含めます。

容量だけでなく接続と復旧を比べる

Essential-0とEssential-1は接続上限が20で、Essential-2は40です。Webプロセスを増やすと接続プールの設定が必要になり、アプリの同時実行数とDBの接続上限が先にぶつかることがあります。Standard-0では120接続とフォーク、フォロワー、メトリクスが表示されますが、これは自動的に障害がなくなるという意味ではありません。

Standard層は最大4日間のロールバック、継続的な保護、PGBackups、暗号化 at restなどが案内されています。Essential層の期待稼働率99.5%で足りるか、復旧目標と照らします。高可用性が必要ならPremium以上を確認し、停止許容時間と復元手順を担当者が実行できるかを試験します。

追加費用と運用工数

  • Dyno、Postgres以外のアドオン、ログ転送、監視、ドメイン、Private Spaceを別明細にする。
  • バックアップの保存期間、復元先、リージョン、転送、暗号鍵の管理を確認する。
  • 大きなクエリ、接続数、ストレージ増加、テーブル数をメトリクスで監視する。
  • 本番と検証でDBを分け、フォークや匿名化したデータで安全にテストする。

Postgresの価格は、データを置く場所の料金です。アプリの処理能力はDyno、外部連携はHeroku ConnectやElementsのアドオン、監査とネットワークはPrivate・Shieldで変わります。一つのDBプランだけを見て月額を決めず、リソース一覧から合計します。

契約更新・解約・削除

クレジットカードで直接購入するHerokuは、使用した前月分を請求する従量型です。Elementsページの月額は、請求サイクル中に24時間365日プロビジョニングした場合の上限として説明されるものがあります。解約はアドオンを削除する操作と、アプリやチームを閉じる操作を分け、請求明細で停止を確認します。

削除前に、データベースのバックアップ、暗号鍵、接続文字列、マイグレーション、ログ、DNS、証明書、請求書を保存します。PGBackupsを保存しただけで復元できるとは限らないため、別環境で復元テストを行います。不要なコピーは保持期間と社内規程に沿って削除し、終了日を記録します。

データ・権限・セキュリティ

Heroku Postgresは、アプリの顧客情報、認証情報、決済や行動履歴を保存する可能性があります。Heroku Teamのメンバー権限を最小化し、接続情報を環境変数や安全な保管庫で管理します。管理者だけがDB削除、アドオン変更、バックアップ取得、ログ閲覧をできるようにし、異動時にアクセスを無効化します。

Heroku公式は、ディスク上のデータを自動的に暗号化 at restし、SSL保護された接続を提供すると説明しています。ただし、アプリケーションの入力検証、鍵の保護、ログへ個人情報を出さない設計は利用者の責任です。地域、サブプロセッサー、データ処理、保持、削除を公式のSecurity・Privacy資料と契約で確認します。

プラン選定の順番

  1. データ容量、テーブル数、同時接続、増加率を通常月とピーク月で記録する。
  2. 停止許容時間、ロールバック、フォーク、フォロワー、高可用性の要件を決める。
  3. Common Runtime、Private Space、Shield、リージョン、暗号鍵の条件を確認する。
  4. DB、Dyno、アドオン、バックアップ、監視、転送、運用担当の合計を計算する。

Essential-0から始めることが適切なアプリもあります。一方、機密データや高い復旧要件では、安い容量だけを理由に低い階層を選ぶと、後から移行と停止試験の工数が生じます。接続、復旧、権限を含めたテストの結果で判断します。

よくある質問

Heroku Postgresに無料プランはありますか?

2026年の公式Elementsページでは、Essential-0が月額5ドルから表示されています。無料のまま常用できると決めつけず、アカウントの料金表示と最新の公式条件を確認してください。

Essential-0で本番運用できますか?

容量と接続数が収まり、99.5%の期待稼働率やフォーク不可などの制限を受け入れられる場合は候補になります。復旧要件や接続数が合わないならStandard以上を比較します。

Advancedの価格は固定ですか?

Advancedは限定的な一般提供で、Elementsページは実使用量に応じた柔軟な見積もりを示しています。100GBまでのストレージ含有やインスタンス構成を確認し、Supportへ相談してください。

公式情報

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