結論:Miroの公式料金ページ(2026年8月28日確認)は、Starterを8ドル/メンバー/月(年払い)、Businessを20ドル/メンバー/月(年払い)と表示しています。年払いは月払いより20%節約できる案内です。Starterは無制限・非公開ボード、Businessは複数ワークスペース、ゲスト、双方向連携、AIワークフロー、SSOが比較の中心です。Enterpriseは別途カスタム見積もりです。
「ボードを共有できれば、安いStarterで足りる」と考えたくなります。ところが、顧客や外部パートナーをゲストで招く、複数チームを分ける、JiraやAzure DevOpsと双方向同期する、SSOでログインを管理する、という要件が一つ入るとBusinessの意味が変わります。席数だけでなく、参加者の役割とデータの境界を確認します。
以下はMiro公式PricingとHelp Centerの表示を基にした比較です。価格は米ドル表示で、税、地域、為替、契約、キャンペーンは購入画面が優先されます。AIクレジットは組織内でプールされ、未使用分は翌月へ繰り越されないと公式に案内されています。
StarterとBusinessの公式料金
| プラン | 公式表示価格 | 主な機能 | AI・MCP |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 編集可能ボード3枚、全員で共有、公開閲覧 | 試用クレジット、100 MCP calls/日 |
| Starter | 8ドル/メンバー/月(年払い) | 無制限・非公開ボード、訪問者編集、高解像度出力 | 25 AI credits/メンバー/月、500 MCP calls/日 |
| Business | 20ドル/メンバー/月(年払い) | 無制限ワークスペース・ゲスト、双方向連携、プロトタイプ | 50 AI credits/メンバー/月、2,000 MCP calls/日 |
| Enterprise | カスタム(30メンバーから) | SCIM、ドメイン管理、監査ログ、データレジデンシー | 組織単位のクレジット、10,000 MCP calls/日 |
StarterとBusinessの価格は、公式ページの年払い表示です。Business専用ページでは、月払い25ドル、年払い20ドルとも表示されています。Starterの月払いを固定金額として転載せず、料金画面の月次・年次切り替えで確認してください。Enterpriseは価格が公開されていないため、人数とセキュリティ要件を添えた見積もりが必要です。
10人・50人・100人の年払いを計算
| 人数 | Starter(月額表示) | Starter年額 | Business年額 |
|---|---|---|---|
| 10人 | 8ドル×10=80ドル | 960ドル | 20ドル×10×12=2,400ドル |
| 50人 | 8ドル×50=400ドル | 4,800ドル | 20ドル×50×12=12,000ドル |
| 100人 | 8ドル×100=800ドル | 9,600ドル | 20ドル×100×12=24,000ドル |
Starterを50人で年払いする単純計算は8ドル×50×12=4,800ドル、Businessは20ドル×50×12=12,000ドルです。差は年7,200ドルです。Businessで追加されるワークスペース、ゲスト、双方向連携、AIワークフロー、SSOを毎月使うか、既存ツールの契約を減らせるかで差額を評価します。為替換算は請求日に変わるため、ドルのまま予算欄を持ちます。
ボードと参加者の違いで選ぶ
Starterは無制限の編集可能・非公開ボード、高解像度エクスポート、訪問者編集、タイマー・投票、プロジェクトスペースとBlueprintsを使いたい小規模チーム向けです。社内の固定メンバーが一つのワークスペースで企画を進め、顧客には訪問者リンクだけ渡すなら、まずStarterの条件を確認します。
Businessは、チームごとにワークスペースを分け、署名済みのゲストを招き、Jira、Asana、Linear、ClickUp、Azureなどと双方向同期する構成です。プロトタイプ、データテーブル、AIワークフロー、50 AI credits/メンバー/月も公式表示に含まれます。外部参加者が編集する頻度が高い場合は、ゲストとメンバーの定義を管理者が決めます。
席・ゲスト・訪問者を分けて数える
Miro公式FAQでは、メンバーは有料席を消費し、ボードやコンテンツを作成できると説明されています。ゲストは無料アカウントで特定ボードへ招待され、訪問者は公開リンクへアカウントなしでアクセスします。FreeにはGuestロールがなく、招待した人が自動的にメンバーになる点に注意します。
新しいメンバーをサイクル途中で追加すると残り日数で日割りされ、削除は即時ではなく更新時に反映されます。月末に一時参加者を追加する場合も、誰をメンバーにするかを先に決めます。請求のメンバー数と、実際に編集権限を持つ人が一致しているかを月次で照合します。
AIクレジットと連携の費用
Starterは25、Businessは50のAI creditsをメンバーあたり毎月使える公式表示です。クレジットは組織内でプールされ、機能によって消費量が違い、未使用分は繰り越されません。追加クレジットパッケージも購入できるため、AIワークフローを繁忙日に集中させる場合は残量と購入条件を確認します。
Businessの双方向連携は便利ですが、元のJira・Azure DevOps・Asanaなどの契約やAPI制限を置き換えません。同期するボード、プロジェクト、ユーザー、エラー時の再送を限定し、外部システムへ送る情報を分類します。MCPを利用する場合も、日次上限とAIへ渡すボード内容を管理者が決めます。
契約更新・ダウングレード・解約
Miro公式は、StarterとBusinessをクレジットカードで月次または年次、請求書は年払いのみと説明しています。請求書はStarter最低10ライセンス、Business最低5ライセンスの表示があり、国によって利用できない場合もあります。年払いは20%節約できる一方、期間途中の座席削減は更新日まで待つ案内です。
アップグレードはすぐに反映され、残り期間が日割りされます。ダウングレードと解約は現在の期間の末日に反映され、自動更新を止めるには更新日より前の手続きが必要です。解約前にボード、添付、テンプレート、ゲスト、連携、請求書をエクスポートし、不要なコピーとAPIトークンを整理します。
データ・権限・セキュリティ
Miroの公式FAQは、全プランで転送時TLS 1.2以上、保存時AES 256、GDPR・CCPAに沿ってデータを管理すると説明しています。また、Miro AIのモデル訓練に顧客データを使わないと案内しています。社内の機密区分、公開リンク、ゲスト編集、外部連携、AIへ送る内容を自社規程に合わせて決めます。
BusinessではSAML SSO、ゲスト、複数ワークスペースの管理を確認できます。管理者を一人に集中させず、請求、メンバー追加、連携承認、ボード削除を役割分担します。顧客情報や個人情報を置く場合は、公開リンクを避け、ボードの権限とエクスポート先を定期的に点検します。
選択を決めるチェックリスト
- 固定メンバー、ゲスト、訪問者を人数と権限で区別する。
- 必要なボード数、非公開、エクスポート、ワークスペース数を確認する。
- SSO、双方向連携、プロトタイプ、AIワークフローが必須かを決める。
- AIクレジットとMCP呼び出しを通常月・繁忙月で見積もる。
- 請求周期、更新日、データのエクスポート、削除責任者を記録する。
よくある質問
StarterとBusinessの差額は何で決まりますか?
年払い表示では8ドルと20ドルの差です。Businessは無制限ワークスペース、ゲスト、双方向連携、プロトタイプ、AIワークフロー、SSOなどを含むため、必要機能と席数で比較します。
無料プランで非公開ボードを作れますか?
公式FAQでは、Freeのボードはチームメンバー全員からアクセスでき、ボードごとの選択や外部招待はStarter以降と案内されています。機密情報はFreeへ置かない判断が必要です。
解約したらすぐ使えなくなりますか?
公式FAQでは、ダウングレードと解約は現在の契約期間の末日に反映されます。更新日前に手続きし、終了後のボードと権限を確認してください。
公式情報
- Miro公式Pricing|料金と機能
- Miro Business Plan|公式
- Understanding Miro plans and pricing|Miro Help
- Miro Trust Center|公式

